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新開発の画像処理専用ICによる3次元ルックアップテーブルと独自の色変換アルゴリズムを搭載。Adobe® RGBやsRGBをはじめ、業界標準とされるさまざまな色域を正確に表示できます。
視野角は左右178° 上下178°。斜めから見ても色や輝度の変化が少ないため、複数の人がそれぞれ違った角度からディスプレイを見ながら色を確認することができます。
ディスプレイ表面のギラツキ感は正確な色再現の妨げに。表面のギラツキ感を大幅に抑えたことにより、ノイズの少ない正しい色を確認でき、作業の効率化と長時間でも見やすい表示を実現しました。
従来の白色LEDは、特性上、G(緑)やR(赤)の領域の発色が不十分でした。PAシリーズは、新方式の白色LEDを採用したGB-R LEDバックライトシステム搭載。G(緑)とB(青)の2種類のLEDチップにR(赤)の蛍光体を用いることで、Adobe®RGB相当における広色域をカバー。CIExyの色度座標系でのAdobe® RGBカバー率は99.3%を達成しました。
輝度・カラーフィードバックシステムにより、電源オンから、わずか数秒で輝度や色が安定。すばやく正確に画像を表示できるので、すぐに画像編集を始められます。
独自設計のLED 駆動回路により、画面のちらつきを抑えました。目が疲れにくく長時間作業に集中できます。
LEDバックライトは、低消費電力。レタッチ作業などで長時間使用されるディスプレイのランニングコストを抑えることができます。
発熱を抑えた放熱設計で空冷ファンを必要としないため、ファンの回転音を気にせずに作業へ集中できます。同時に液晶パネルの長寿命化も実現しました。
1枚ごとに表示特性が異なる液晶パネルは、それぞれムラの発生する場所なども違います。ムラ補正機能は、輝度ムラや色ムラを補正。正確な色再現により、画面全体を作業領域として利用できます。
DisplayPort端子やHDMI端子からの10bit入力に対応。RGB各色に14bitルックアップテーブルを採用し、約10億7374万色の表示を実現しました。滑らかな階調表示で正確に色を再現できます。
任意に設定した輝度や白色点、ガンマなどのキャリブレーション目標値へ自動的にディスプレイを調節します。 手動の調節と違って、より高精度な調節が可能です。外部カラーセンサを使わずに簡単に色調節できる「MultiProfiler®」とオプション(別売)の外部カラー センサとカラーキャリブレーション・ソフトウェア「SpectraView® Ⅱ」を用いる色調節のどちらにも対応。用途に合わせて最適な色調節を選択できます。
パソコンからディスプレイの設定を変更することができるソフトウェア「MultiProfiler」に対応。画質設定に応じた最適なICCプロファイルを自動的に生成、設定することで、パソコンとディスプレイの設定を手軽に一致させることができます。また「PICTURE MODE機能」、「カラーエミュレーション機能」「2画面表示機能」などの表示設定をパソコンで簡単に変更することができます。
※ MultiProfilerを活用しよう こちら
※ MultiProfilerは、ディスプレイ本体に添付されておりません。
最新版は無償でダウンロードできます。
新開発のアプリケーション「MultiProfiler」を用いてさまざまなICCプロファイルをディスプレイに反映させることで、カラーマネジメント対応ソフト
ウェアがなくても、高精度な色の再現が可能になりました。簡単な操作で、sRGBやAdobe® RGBなどの色域に設定でき、他社のディスプレイとのカラーマッチングもサポートします。
※ ICCプロファイル: ICC(International Color Consortium)により策定された、ある特定の機器がどのように色を再現するか、機器の色域を記述したファイル。主にディスプレイ、入力機器(デジタルカメラやスキャナ)、出力機器(プリンターなど)の3つのタイプの機器に対して作成される。
Japan Colorなどの業界標準のICCプロファイルや、印刷会社で独自に設定・管理されているICCプロファイル、あるいは、他のカラーマネジメント対応ソフトウェアで生成されたプリンターのICCプロファイル等を、「MultiProfiler」を用いてディスプレイに反映することで、カラーマネジメント対応ソフトウェアに依存せずに印刷イメージを再現します。
社会の色彩環境をより使いやすいものへと変えてゆく「カラーユニバーサルデザイン」。NECが独自に開発したアルゴリズムにより、ディスプレイ単体で、P型、D型、T型の色覚特性、およびコントラスト確認用の表示が可能です。色に関わるすべての人へ、カラーユニバーサルデザインを意識した作業を簡単に実現します。
MultiProfiler®を用いて手動調節したディスプレイ情報を独自の設定データとして取り出し(エクスポート)、他のディスプレイへ取り込む(インポート)ことができます。複数台を調節するとき、色合わせが簡単で、色についてのコミュニケーションや作業工数の削減につながります。
※機種間の仕様により、一部のPICTURE MODEがインポートできない場合があります。
撮影画像とプリンタの印刷イメージの画像を並べて表示。ウインドウを切り替えることなく2つの画像を比較できます。作業中の画像も印刷イメージでの表示が可能。比較しながら作業を進めていくこともできます。
バックライトの経時変化による輝度や色の変化を感知できる高精度なフィードバックセンサをディスプレイに内蔵。外部カラーセンサなしでも、目標とする表示特性に対し、常に秒レベル単位で補正を行います。また、外部カラーセンサによるキャリブレーションを行うことなく、長期間に渡って表示特性を維持できます。何もしなくても、いつでも正確な色で表示されるから、心おきなくディスプレイを使用できます。
長期間ディスプレイを使い続けていると色味や輝度が変化して、正常な色を表示できなくなります。そのため、定期的にディスプレイのキャリブレーションを実施して正常な元の表示状態へ再調節しなければなりません。
ベースキャリブレーションは、ディスプレイ内部の色の基準となるデータを、工場調整値やセルフカラーコレクションにより設定された値から、外部カラーセンサの測定値に置き換える機能です。複数台のディスプレイを特定の外部カラーセンサで運用している場合、センサの色の精度でディスプレイの運用が行えます。
ベースキャリブレーションを実行することで、PICTURE MODEのすべてのデータを更新できます。目標値ごとに行っていたキャリブレーションが不要で、簡単に作業環境を更新できます。
※ベースキャリブレーションには、オプション(別売)のカラーキャリブレーション・ソフトウェア SpectraView® Ⅱと外部カラーセンサが必要です。
作業現場の規模やカラーマネジメントの運用方法などに合わせて
経年変化の補正方法を使い分けることができます。クリエイティブの現場に最適な使い方を選んでください。
データが多いほど、正確に補正できる。ムラ補正では、パネルを150のエリアに分けてムラを検知。中間調や低階調まできめ細かく補正するために4つの階調のデータも取得。極めて精度の高いムラ補正を実現しています
液晶パネルが組み込まれた筐体には、剛性の高い堅牢なボディを採用。 さらに、放熱性に優れた構造でパネルの長寿命化と冷却ファンレスを実現しました。
ディスプレイを移動させるときに便利な持ち運び用のハンドルを装備しています。スタンドは、本体を持ち上げたとき、緩んで動かないように固定することもできます。
150mmの範囲でディスプレイの高さを調節できる「スタンド高さ調節機能」。画面の向きを左右に回転させることができる「スイーベル角度機能」。さらに、画面を90度回転させることで、縦型表示可能な「ピボット機能」を搭載。作業スタイルや使用環境に応じて画面を見やすい位置にセッティングできます。
※縦型表示には、市販の縦型表示機能を持ったグラフィックボードを別途ご用意ください。
Picture in PictureとPicture by Pictureの2画面表示機能を搭載。Picture in Picture表示の子画面の画像は、任意の位置に移動させることも可能。1つの入力信号に対して異なるPICTURE MODEで同時に2画面表示できるため、作業効率が向上します。
輝度や白色点、色域や階調特性など、ディスプレイを調節して最大5つまで設定・保存できます。代表的な色空間も工場でキャリブレーションされ、プリセットとして設定。目的に合わせた画質設定へ簡単に切り替えることができます。
■PICTURE MODEの主なプリセット
Adobe® RGB | 印刷デザインや高性能デジタルカメラに適した広色域な画質設定 |
sRGB | インターネットやWindowsで使われる標準色空間 |
eciRGB_v2 | ヨーロッパの印刷業界で主に用いられる色空間 |
DCI | デジタルシネマに適した状態で表示 |
REC-Bt709 | HDTVの色空間規格に準じた設定 |
DICOM | 医用画像を参照するのに適した画質設定 |
PROGRAMMABLE | MultiProfilerなどのアプリケーションにより保存された画質設定 |
USBアップストリームポートを2つ、USBダウンストリームポートを3つ装備。キーボードなどのUSB機器を、ディスプレイに接続されたMacとWindowsなどの2台のパソコンで共有し、切り替えて使用できます。さらに、ディスプレイをハブにして接続できるため、さまざまな機器をデスクの使いやすい位置に置くことができます。
最先端のDisplayPort端子の他、HDMIも装備。デジタルカメラとのダイレクト接続による写真データの表示など、様々な用途に使用することができます。
オプション(別売)の「SpectraView II」と市販のカラーセンサ※1を用いることで、入力信号に影響を与えることなく、高精度に色の調節、ガンマ補正ができるハードウェアキャリブレーション方式に対応しています。キャリブレーション目標値(輝度・白色点・ガンマ)を設定するだけで、自動的にディスプレイの調節と同時にICCプロファイル※2を作成、保存できます。
※1:カラーセンサは別途ご用意いただく必要があります。対応する市販のカラーセンサに関しては、こちらをご覧ください。
※2:ICC(International Color Consortium)により策定された、ある特定の機器がどのように色を再現するか、機器の色域を記述したファイル。主にディスプレイ、入力機器(デジタルカメラやスキャナ)、出力機器(プリンターなど)の3つのタイプの機器に対して作成される。
当社は環境保護に強く関わっていきます。環境に対する影響を最小限にするために、リサイクルシステムを会社の最重要課題の一つとして考えております。また、環境に優しい商品の開発と常に最新のISOやTCOの標準に従って行動するよう努力しています。
当社の使用済みディスプレイのリサイクルシステムの詳細については、下記をご覧ください。
※“PCリサイクル”の表示のない商品は、排出時、お客様に回収・リサイクル料金をご負担いただきますので、あらかじめご了承ください。
※ 本機をご購入いただいた個人ユーザー様には、以下のリサイクルホームページからお申込いただくことにより無償でPCリサイクルマークを
提供いたします。
リサイクルホームページ:http://www.pc-eco.jp/ 画面の左側の「PCリサイクルマーク申込」からお入り下さい。なお、法人ユーザー様がPCリサイクルマークを添付された商品を排出される場合でも産業廃棄物の扱いとなることに変わりはありません。ご注意ください。
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