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平成21年2月12日
NECディスプレイソリューションズ株式会社
MultiSync®MD213MC
NECディスプレイソリューションズ(社長:丸山好一、本社:東京都港区)はこのたび、医用画像表示用液晶ディスプレイの新商品として、3MP(メガピクセル)の高輝度カラー液晶ディスプレイ「MultiSync®MD213MC」及び高輝度モノクロ液晶ディスプレイ「MultiSync®MD213MG」と、4MPワイドカラー液晶ディスプレイ「MultiSync®MD304MC」の計3機種を、3月6日より発売いたします。
新商品の希望小売価格・発売日・販売目標台数などは次の通りです。
機種名 |
表示画素数 |
画面サイズ |
希望小売価格 |
発売目標台数 |
MultiSync®MD213MC |
1536×2048(3MP) |
21.3型 |
オープン |
1500台/年 |
MultiSync®MD213MG |
1536×2048(3MP) |
21.3型 |
オープン |
|
MultiSync®MD304MC |
2560×1600(4MP) |
29.8型 |
オープン |
近年の医療現場では、CTやMRI等の装置により撮影された画像を立体画像化し、カラー表示を可能にしたアプリケーションソフトウェアが開発され、カラー画像の診断画像を表示できる高輝度カラー液晶ディスプレイのニーズが高まってきています。
一方、胸部X線画像を表示するディスプレイとしては、淡い陰影も忠実に再現できるものとして、3MPの高輝度モノクロ液晶ディスプレイにも強い支持があり、今後の医用画像のデジタル化の進展で高解像度モノクロ液晶ディスプレイに対する期待は更に大きくなるものと見込まれております。
このような市場動向を背景に、当社は昨年11月の2MP(表示画素数1200×1600ピクセル)高輝度カラー液晶ディスプレイ「MultiSync®MD212MC」の発売に加え、今回、3MPの高輝度カラー液晶ディスプレイ「MultiSync®MD213MC」及び高輝度モノクロ液晶ディスプレイ「MultiSync®MD213MG」の、より高解像度な2機種を投入することにより、医用画像表示用の高輝度ディスプレイのラインナップを拡充し、市場からのニーズに幅広くお応えするものです。
また、「MultiSync®MD304MC」は29.8型の大型ワイドディスプレイで、表示画素数は4MPを有しているので、従来2MPのディスプレイ2面を使って構成していた環境を本機種1面で実現できます。1面表示によって、ベゼル(枠)がない、かつ目線の移動も低減できるなど使用者のストレス軽減につながるとともに、2面使用に伴う色合わせの作業が不要になるなど、作業効率を大幅に向上させることができます。
高輝度(800cd/㎡)、高コントラスト比(750:1)のUA-SFT(Ultra Advanced - Super Fine TFT)パネルの採用により、高輝度化と広色域化の両立を実現。斜め方向から見た場合の色変化を抑えた優れた視野角特性を発揮します。
また、「MultiSync®MD213MG」は、高輝度(1450cd/㎡)、高コントラスト比(900:1)のSA-SFT(Super Advanced - Super Fine TFT)パネルを採用しております。
電源投入時には、バックライトが温まるまで不安定な状態である輝度を短時間で安定させます。使用時には、ディスプレイ本体に搭載したフロントセンサが輝度および色度を常に計測し自動的に補正します。また、経年変化による変動の影響を軽減して、安定した表示状態を保つことができます。
診断画像データを時間が経過しても同じ画像品質でディスプレイに表示させる為に、定期的な表示品位確認(不変性試験:表示品質が変わっていないかの確認試験)を行う際の便利な多機能データ管理用ソフトウェア「GammaCompMD」に対応しています。ガンマ特性や白色点、輝度などのキャリブレーションの実施および、その履歴管理なども簡単に行えます。
ディスプレイ本体に搭載したセンサ(フロントセンサ)が測定した値を、ディスプレイ内部のプログラムが解析処理し、キャリブレーションを実行します。時間の経過により内部センサ測定値にずれが生じた場合は、ディスプレイ本体が備えるUSB端子に外部センサ(*)を接続し内部センサの校正を行うことができます。
また、同じディスプレイを2台使用する場合、外部センサ(*)を利用して得られた片方のディスプレイの測定値を、もう一方のディスプレイにコピー(複製)することができます。
*外部センサは別途お買い求め頂く必要があります。
独自開発の「専用画像処理IC」搭載により、画面の輝度ムラ、色ムラ、ガンマムラを5段階で補正できる「ムラ補正機能(UNIFORMITY)」を搭載。液晶パネル1枚1枚で微妙に異なる表示特性に応じた最適な補正値を、生産ラインにおいて1台ごとに計測・設定して、均一な表示性能を提供します。
「MultiSync®MD213MC」は、RGB各色に12ビットのLUT(ルックアップテーブル)を採用しています。約679億6723万色中約1677万色のカラー表示(モノクロ画像は10ビット対応)が可能なので、階調飛びを抑えた、なめらかできめの細かい階調表現、正確な色の分解能力を発揮します。
「MultiSync®MD213MG」は、13.5ビット(12241階調)のLUT(ルックアップテーブル)を採用しています。当社従来機種の11.5ビット(3061階調)から進化した、滑らかで、きめの細かい階調表現を実現します。
米国医療機器規制:FDA-510(k)をはじめ、UL60601-1、EN60601-1などの各種医療規格や安全規格に対応しています。
社団法人日本画像医療システム工業会(JIRA)の品質ガイドライン「JESRA X0093」で求められる目視検査に準ずるグレースケールチェックパターンの表示が可能です。
高解像度4MP(2560×1600ピクセル)のワイド液晶パネルの採用により、2MP(1200×1600ピクセル)2面の表示環境を1台で実現することが可能です。ベゼルレスになるため、目線移動を低減でき、使用者のストレス軽減につながります。また、2面の色合わせなどの作業が不要になるなど、作業効率を大幅に向上させることが可能です。また、H-IPS方式の採用で、斜めから見た場合でも色味がほとんど変化しない優れた表示性能を発揮します。
電源投入時には、バックライトが温まるまで不安定な状態である輝度を短時間で安定させます。使用時には、ディスプレイ本体に内蔵したカラーセンサが輝度および色度を常に計測し自動的に補正します。また、経年変化による変動の影響を軽減して、安定した表示状態を保つことができます。
診断画像データを時間が経過しても同じ画像品質でディスプレイに表示させる為に、定期的な表示品位確認(不変性試験:表示品質が変わっていないかの確認試験)を行う際の便利な多機能データ管理用ソフトウェア「GammaCompMD」に対応しています。ガンマ特性や白色点、輝度などのキャリブレーションの実施および、その履歴管理なども簡単に行えます。
独自開発の「専用画像処理IC」搭載により、画面の輝度ムラ、色ムラ、ガンマムラを5段階で補正できる「ムラ補正機能(UNIFORMITY)」を搭載しています。液晶パネル1枚1枚で微妙に異なる表示特性に応じた最適な補正値を、生産ラインにおいて1台ごとに計測・設定して、均一な表示性能を提供します。
RGB各色に12ビットのLUT(ルックアップテーブル)を採用することで、約679億6723万色中約1677万色のカラー表示が可能です。階調飛びを抑えたなめらかできめの細かい階調表現、正確な色の分解能力を発揮します。
米国医療機器規制:FDA-510(k)をはじめ、UL60601-1、EN60601-1などの各種医療規格や安全規格に対応しています。
なお、新商品の主な仕様につきましては、別紙をご参照ください。
以上
<備考>
・MultiSync®はNECディスプレイソリューションズ株式会社の登録商標です。
このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。