当社は、様々な使用シーンにプロジェクタを活用していただけるよう、商品企画・開発において高輝度・高画質化のほか、使いやすさや設置の自由度の向上などを追及してまいりました。
「ビューライトLT265」並びに「ビューライトLT245」は、NECインターネットシステム研究所と共同開発した、パソコン画面を効率良く高速・高画質で伝送する高速高画質符号化技術を採用しました。これにより、写真や文字、図形が混在した複雑な資料でも、当社従来機種に比べ約3倍速く伝送できるようになりました(注1)。パソコンとプロジェクタの間を添付の無線LANカード(IEEE802.11b/g準拠(注2))とユーティリティソフトを使用して接続すれば、パソコン画面に表示した資料を映像信号ケーブルなしで高画質かつスピーディーにプロジェクタで投写できます。また、パソコンで発表者のプレゼン資料をキャプチャーしたり、ネットワーク上でダウンロードすることができるので、ペーパーレスプレゼンも可能になります。さらに、有線LAN端子(RJ−45)を装備、ネットワーク経由でパソコンからプロジェクタの使用状況の監視やコントロールを一括管理できます。
このほか、投写角を中心に上下±40°、左右±35°までの広範囲でスクエアに投写を可能にする「SQUARE SHOT(R)(スクエアショット)」や壁色補正機能なども搭載しており、スムーズかつ快適なプレゼンテーションを可能にしました。
新商品の主な特長は次の通りです。
<新商品の主な特長>
1.無線LAN対応で簡単でスピーディーなワイヤレス&ペーパーレスプレゼンテーションが可能(注3)
当社は、パソコン画面を効率良く高速・高画質で伝送する「高速高画質符号化」技術をNECインターネットシステム研究所と共同開発し、採用しました。これにより、パソコンのCPU性能にさほど左右されず、写真や文字、図形が混在した複雑な資料でも高画質でかつスピーディーに伝送できるようになり、当社従来機種に比べ、伝送スピードが約3倍速くなりました(注1)。標準添付の無線LANカード(IEEE802.11b/g準拠(注2))をプロジェクタのPCカードスロットに装着し、パソコンにユーティリティソフトをインストールしてネットワーク接続設定をすれば、無線LANに接続したパソコンの画像を映像信号ケーブルなしで投写が可能で、次のような使用シーンに対応できます。
@ 1台のパソコンから複数のプロジェクタへの伝送
A 1台のパソコンから複数のプロジェクタと複数のパソコンに画像を伝送
B パソコンを使用する複数の参加(出席)者がいる場合、発表したい人が「発表者ボタン」をクリックするだけで、投写画面の切替えが可能
C プロジェクタからネットワーク上のパソコンを操作可能
また、発表者が許可すれば、
D 発表者のプレゼン資料を他の参加(出席)者がパソコンでキャプチャーとメモ追加が可能
E 発表者のプレゼン資料を他の参加(出席)者がパソコンでネットワーク上にてダウンロードが可能
といった機能を搭載しているため、ペーパーレスプレゼンが可能です。
2.かんたん接続を実現(注3)
無線LANの面倒なIPアドレスなどの設定が不要な「かんたん接続」を搭載。セキュリティも含め、自動的に接続設定を行い、終了時には自動的にパソコンやプロジェクタの設定を元に戻します。(※)
なお、終了時に「会議再開用ファイルの保存」を選択すると、デスクトップ上にアイコンが作成され、2回目以降はそのアイコンをダブルクリックするだけで接続できるので、よりスピーディーな接続が可能です。
(※)Windows(R)XP管理者権限を持つユーザーに限られます。
3.有線LAN経由でプロジェクタの管理が可能
有線LAN端子(RJ−45)を装備しており、パソコンでプロジェクタの監視やコントロールをネットワーク経由で一括管理できます。さらにプロジェクタから最大3カ所の宛先にEメールでランプ寿命やエラーメッセージを送信できる「メール通知機能」を搭載しています。
4.高輝度・高コントラストを実現
LT265Jは明るさ2500ルーメン、コントラスト比1600:1、LT245Jは明るさ2200ルーメン、コントラスト比2000:1という高輝度・高コントラストを実現しています。
5. 「SQUARE SHOT(R) (スクエアショット)」と自動縦台形歪補正機能搭載により設置の自由度がアップ
当社独自の、台形歪みを補正する3Dリフォーム機能「SQUARE SHOT(R)」で、より歪みのない画像を投写できるようにしました。市販のUSBマウスを使用して画面上で4点(4隅)をクリックするか、リモコンか本体ボタンの操作で画像をスクエアに補正できます。上下±40°、左右±35°の範囲での台形歪補正が可能なので、設置範囲が広がります。補正データは保存できますので、常設している会議室などでは、常にスクエアな画面を表示できます。
また、上下方向の傾きを本体内蔵のセンサーが感知し、画面の歪みを自動補正します。
なお、LT245Jは短焦点レンズ搭載なので、LT265Jに比べ投写距離が短くてすみます。
6.「ランプエコモード」でランプ寿命最大4000時間と29dBの静音化を実現
省エネルギーモードの「ランプエコモード」を選択すると、最大ランプ寿命を最大4000時間に延長することができます。このモードを選択することにより、ランプ交換の費用や手間が大幅に削減できます。さらに、29dB(エコモード時)の静音化も実現しました。(高輝度モード時は32dB)静かな環境下で大画面映像をご覧いただけます。
(LT265Jのランプエコモード時の明るさは2000ルーメン。LT245Jのランプエコモード時の明るさは1760ルーメン。標準モード時のランプ寿命は2000時間)
7.黒板モード+6色の壁色補正機能搭載
あらかじめ色付きの壁に投写したときの色データを内蔵しているため、例えば、「黒板モード」を選択いただければ、教室で直接黒板に投写されても、映像や文字が白いスクリーンに投写した色合いに近づきます。このほか、オフィスや学校の壁、パーテーションの色に対応した6色のメニューを選択できます。もちろん、色補正が必要のないときはモードをオフにできます。
今回の新商品向けオプション品は次の通りです。