来る2007年2月9日(金)に、東京・新宿にオープンする、株式会社ティ・ジョイ様/TOHOシネマズ株式会社様の共同経営によるシネマコンプレックス「新宿バルト9」の全シアター(9スクリーン)に、NECビューテクノロジー(社長:雄川孝志、本社:東京都港区)のDLP Cinema® プロジェクターを、東芝電興株式会社を通して納入することになりましたのでお知らせします。
「新宿バルト9」は、新宿東映会館跡地を中心に建設される複合商業施設ビルの9階から14階に入るシネマコンプレックスで、弊社のDLP Cinema® プロジェクター「NC2500S」が7台、「NC800C」が2台と、全シアター(9スクリーン)に設置されます。
全館デジタルシネマ対応のシネマコンプレックスは、日本では初めてになります。
これにより、「新宿バルト9」のキャッチフレーズ“シネコンを超えたエンタテインメント・コンプレックス”にあるように、映画の上映はもちろん、演劇、スポーツ、格闘技、音楽(コンサート)など、多彩なデジタルコンテンツの上映が、すべてのシアターで可能になります。
当社では、DLP Cinema® プロジェクターの開発・商品化において、4つの開発ポイント(1.基本性能での優位性の確保、 2.ユーザーフレンドリーな機能の充実、 3.信頼性の確保、 4.メンテナンス性)を基本に取り組んでおり、現在、米国Technicolor Digital Cinema社(※)が実施しているDigital Cinema Beta Test(デジタルシネマ検証実験)でも「NC2500S」が使用されるなど、高い評価をいただいています。
また、全世界でデジタルシネマ導入の動きが進んでおり、今回の日本初の全館デジタルシネマ対応シネコンの誕生は、日本においてもその流れが加速されるきっかけになるものと期待されます。
当社では、サーバーも含めたデジタルシネマ・トータルソリューションをNECとの連携を図りながら積極的に推進し、今後もデジタルシネマ事業の一層の発展を目指してまいります。
ご参考:
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<新宿バルト9> |
住 所: |
東京都新宿区新宿3丁目1−26 新宿三丁目イーストビル 9〜14階 |
シネマ施設概要: |
約5500平方メートル(1663坪)
9スクリーン・総座席数(車椅子席含む)1842席(70席〜433席) |
経 営: |
新宿バルト共同事業体(株式会社ティ・ジョイ、TOHOシネマズ株式会社) |
運営・番組編成: |
株式会社ティ・ジョイ |
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<DLP Cinema® プロジェクター「NC2500S」、「NC800C」> |
「NC2500S」は、明るさ24000ルーメンで、スクリーンサイズ横幅25mまで対応した(注1)DLP Cinema® プロジェクター(対応スクリーンサイズ横幅25mはDLP Cinema® プロジェクターでは最大(注2))。
プロジェクターとランプ電源部が分かれているセパレート型で、米国テキサスインスツルメンツ社のパネル解像度2K(2048×1080)、オン・オフの振り角12度のDLP Cinema® 用DLP® チップ「DC2K」を搭載し、コントラスト比は2000:1以上を実現。
昨年10月から受注活動を開始。 |
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「NC800C」は、明るさ6000ルーメンで、スクリーンサイズ横幅8mまで対応(注1)、プロジェクターとランプ電源部一体型の世界最小・最軽量(注2)のDLP Cinema® プロジェクター。「NC2500S」同様、米国テキサスインスツルメンツ社のパネル解像度2K(2048×1080)、オン・オフの振り角12度のDLP Cinema® 用DLP チップ「DC2K」を搭載、コントラスト比も2000:1以上を実現。本年3月から受注活動を開始。 |
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DLP Cinema® プロジェクター
「NC2500S」 |
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DLP Cinema® プロジェクター
「NC800C」 |
(注1)設置環境による
(注2)2006年12月20日現在、当社調べ
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