CSR経営行動規範
シャープNECディスプレイソリューションズ(株)は「人権・労働」「安全衛生」「環境」「公正取引・倫理」「サプライヤの管理」に対しそれぞれ行動基準を定めています。 これらの行動規範を遵守するために、それぞれの責任者・マネジメントシステムを定め実行しています。
CSR行動規範
人権・労働
強制的な労働の禁止
すべての従業員をその自由意思において雇用し、また従業員に強制的な労働を行わせない
非人道的な扱いの禁止
従業員の人権を尊重し、虐待や各種ハラスメント(嫌がらせ)をはじめとする過酷で非人道的な扱いを禁止する
児童労働の禁止
最低就業年齢に満たない児童対象者を雇用せず、また児童の発達を損なうような就労をさせない
差別の禁止
求人・雇用における差別をなくし、機会均等と処遇における公平の実現に努める
適切な賃金
従業員に少なくとも法定最低賃金を支払い、また不当な賃金減額を行わない
労働時間
法定限度を超えないよう、従業員の労働時間・休日・休暇を適切に管理する
従業員の団結権
労働環境や賃金水準等の労使間協議を実現する手段としての従業員の団結権を尊重する
少数者への配慮
少数者への差別禁⽌だけではなく、その権利の保全にむけた配慮を推進する
外国人従業員への配慮
特別な⼈事管理・就業管理を要する外国⼈従業員ならびに外国⼈実習⽣の⼈権を損ねることがないように配慮する
安全衛生
機械装置の安全対策
自社で使用する機械装置類に適切な安全対策を講じる
職場の安全
職場の安全に対するリスクを評価し、また適切な設計や技術・管理手段をもって安全を確保する
職場の衛生
職場において人体に有害な生物や化学物質および騒音や悪臭などに接する状況を把握し、また適切な対策を講じる
労働災害・労働疾病
労働災害および労働疾病の状況を把握し、また適切な対策を講じる
緊急時の対応
生命・身体の安全を守るため、発生しうる災害・事故などを想定のうえ、緊急時の対応策を準備し、また職場内に周知徹底する
身体的負荷のかかる作業への配慮
身体的に負荷のかかる作業を特定のうえ災害・疾病に繋がらぬよう適切に管理する
施設の安全衛生
従業員の生活のために提供される施設(寮・食堂・トイレなど)の安全衛生を適切に確保する
従業員の健康管理
全ての従業員に対し、適切な健康管理を行う
環境
製品に含有する化学物質の管理
すべての製品に対して、法令等で指定された化学物質を管理する
製造工程で用いる化学物質の管理
製造工程において、所在国の法令等で指定された化学物質を管理する
環境マネジメントシステム
環境マネジメントシステムを構築し、また運用する
環境への影響の最小化(廃水・汚泥・排気など)
排水・汚泥・排気などに関する所在国の法令等を遵守し、また必要に応じて自主規準をもって更なる改善をする
環境許可証/行政認可
所在国の法令等に従い、必要とされる場合は行政からの許認可を受け、また必ず要求された管理報告を行政に提出する
資源・エネルギーの有効活用(3R)
省資源・省エネルギーを実行するための自主目標を設定し、また継続的な資源・エネルギーの有効活用を図る
温室効果ガスの排出量削減
温室効果ガスの排出量削減を実行するための自主目標を設定し、また継続的削減を図る
廃棄物削減
最終廃棄物の削減を実行するための自主目標を設定し、また継続的削減を図る
環境保全への取組み状況の開示
環境活動の成果について、必要に応じ開示する
公正取引・倫理
汚職・賄賂などの禁止
政治・行政との健全かつ正常な関係を保ち、贈賄や違法な政治献金などを行わない
優越的地位の濫用の禁止
優越的地位を濫用することにより、サプライヤに不利益を与える行為を行わない
不適切な利益供与および受領の禁止
ステークホルダーとの関係において不適切な利益の供与や受領を行わない
競争制限的行為の禁止
公正・透明・自由な競争を阻害する行為を行わない
正確な製品・サービス情報の提供
消費者や顧客に対して、製品・サービスに関する正確な情報を提供する
知的財産の尊重
他者の知的財産権を侵害しない
適切な輸出管理
法令等で規制される技術や物品の輸出に関して、明確な管理体制を整備して適切な輸出手続きを行う
情報公開
法令等で公開を義務付けられているか否かを問わず、ステークホルダーに対して積極的に情報提供・開示を行う
不正行為の予防・早期発見
不正行為を予防するための活動を行い、また早期に発見し対応するための制度を整える
コンピュータ・ネットワーク脅威に対する防御
コンピュータ・ネットワーク上の脅威に対する防御策を講じて、自社および他者に被害を与えないように管理する
個人情報の漏洩防止
顧客・第三者・自社従業員の個人情報を適切に管理・保護する
顧客・第三者の機密情報の漏洩防止
顧客や第三者から受領した機密情報を適切に管理・保護する
サプライヤ管理
サプライヤ管理
当社のCSR調達方針を主要サプライヤに伝達し、各サプライヤがそれを正しく履行しているかを確認する。
責任ある鉱物調達
紛争地域において不当な方法で採掘された鉱物を製品に使用せず、また紛争地域において不当な方法で採掘された鉱物を原材料とする商品を調達しない方針であり、サプライヤに対しこの方針に同意し適切に管理することを要求する。
参考: RBA行動規範との対比
SNDSのCSR経営方針/行動規範 | 対応するRBA行動規範(6.0)の項目 | ||
---|---|---|---|
CSR経営基本方針 | E-1)企業のコミットメント | ||
CSR経営推進体制 | E-2)経営者の説明責任と責任 | ||
B-8)安全衛生のコミュニケーション | |||
CSR経営行動規範 | E) マネジメントシステム | ||
人権・労働 | 強制的な労働の禁止 | A-1) 雇用選択の自由 | |
非人道的な扱いの禁止 | A-5) 人道的待遇 | ||
児童労働の禁止 | A-2) 若年労働者 | ||
差別の禁止 | A-6) 差別の排除 | ||
適切な賃金 | A-4) 賃金及び福利厚生 | ||
労働時間 | A-3) 労働時間 | ||
従業員の団結権 | A-7) 結社の自由 | ||
少数者への配慮 | A-6) 差別の排除 | ||
外国人従業員への配慮 | A-6) 差別の排除 | ||
安全衛生 | 機械装置の安全対策 | B-6) 機械の安全対策 | |
職場の安全 | B-1) 職務上の安全 | ||
職場の衛生 | B-4) 産業衛生 | ||
労働災害・労働疾病 | B-3) 労働災害および疾病 | ||
緊急時の対応 | B-2) 緊急時の備え | ||
身体的負荷のかかる作業への配慮 | B-5) 身体に負担のかかる作業 | ||
施設の安全衛生 | B-7) 衛生設備、食事、および住居 | ||
従業員の健康管理 | B-4) 産業衛生 | ||
環境 | 製品に含有する化学物質の管理 | C-3)有害物質 | |
製造工程で用いる化学物質の管理 | C-3)有害物質 | ||
環境マネジメントシステム | E) マネジメントシステム | ||
環境への影響の最小化(廃水・汚泥・排気など) | C-2) 汚染防止と資源削減 | ||
C-5) 大気への排出 | |||
C-7) 水の管理 | |||
C-8) エネルギー消費および温室効果ガスの排出 | |||
環境許可証/行政認可 | C-1) 環境許可と報告 | ||
資源・エネルギーの有効活用(3R) | C-6) 材料の制限 | ||
温室効果ガスの排出量削減 | C-8) エネルギー消費および温室効果ガスの排出 | ||
廃棄物削減 | C-2) 汚染防止と資源削減 | ||
C-4) 固形廃棄物 | |||
環境保全への取組み状況の開示 | C-1) 環境許可と報告 | ||
公正取引・倫理 | 汚職・賄賂などの禁止 | D-1) ビジネスインテグリティ | |
優越的地位の濫用の禁止 | D-1) ビジネスインテグリティ | ||
不適切な利益供与および受領の禁止 | D-2) 不適切な利益の排除 | ||
競争制限的行為の禁止 | D-5)公正なビジネス、広告、および競争 | ||
正確な製品・サービス情報の提供 | D-5)公正なビジネス、広告、および競争 | ||
知的財産の尊重 | D-4) 知的財産 | ||
適切な輸出管理 | - | ||
情報公開 | D-3) 情報の開示 | ||
不正行為の予防・早期発見 | D-6) 身元の保護と報復の排除 | ||
コンピュータ・ネットワーク脅威に対する防御 | - | ||
個人情報の漏洩防止 | D-8) プライバシー | ||
顧客・第三者の機密情報の漏洩防止 | D-8) プライバシー | ||
サプライヤ管理 | サプライヤ管理 | E-12) サプライヤーの責任 | |
責任ある鉱物調達 | D-7) 責任ある鉱物調達 |